その器官は人間、誰でも持っている?!奴が行くところ必ず紛争が起こる!人気SF小説アニメ映画化「虐殺器官」冬公開予定!!

こんにちは!!

 

今日ご紹介させて頂こうと思っています映画は

 

今年の冬に公開する予定の映画で

小説が原作になっています。

 

この小説、僕も数年前に読みましたが

めちゃめちゃ面白いです!!

 

一応、SF小説というくくりになってはいますが

 SF小説によくある擬音語を駆使しているとか

淡々と物語が進んでいき、その世界観を見せたいがために

小説自体の内容がおろそかになってしまい

読んでいるのも苦痛になるものが多いですが

 

この小説は、そういった類のものと全く違います。

 

SF小説なのに、まるで純文学を読んでいるような

そんな錯覚に陥ります。

 

また世界観の出し方も独特で

その世界は、現実とは、やはり違うのですが

そこを、これでもかと前面に押し出す訳でもなく

 

今まで、そこにあったもののように当たり前に登場させます。

普通の人々が何の違和感もなく

それを普通に使っていたり、普通の光景だと思っていますので

一瞬この装置はなんなのだろうと思ってしまいますが

 

そこは、その人達が使う事で明らかになってきたりします。

つまり小説の中では、その存在自体が当たり前になっているんですね。

 

そこで読んでいる人は、これはこういうものなのかと思い

その道具は、現在にはないものなのだなと認識するんですね。

 

そしてこの作者は

伊藤計劃さんという方なんですが

もうそのストーリーの運び方や、人物像の描き方

また、情景の描き方など

まさに天才という名がふさわしいくらい秀逸したものになっています。

 

実際僕が、この小説を読んだとき

その圧倒的な文章力に、さぶいぼが止まりませんでした。

なんでこんなんが書けるんやって純粋に思いました。

 

そして今回、そのすごすぎる小説の一つ

虐殺器官がアニメで映画化される事になりました!!

今年の冬公開予定です!!

f:id:hakurow:20160713100524j:plain

伊藤計劃さん自身は

若くして病気でお亡くなりになられましたが

こうやって、伊藤さんが作った作品が

残っている事で

僕達は、伊藤さんの類まれなる才能を知る事が出来

また、伊藤さんの小説を読む事で

現実を忘れ、小説の世界へ陶酔する事が出来るのではないかなと

思っています。

 

そして、伊藤さんが書いた作品が、映画や、アニメ化、また多くの方に

読まれる事によって、伊藤さんの才能に驚嘆し、尊敬し

確かな存在感を残していくのではないでしょうか。

 

僕自身も、確かな足跡を残そうと

ブログや私生活、仕事を頑張っていますが

家では、足跡どころかその存在感も危うい

ドーモ!!hakurowです!!

 

いやあ!!この小説マジでおススメですから

ちょっとでも小説が好きな方は是非読んで欲しいと思います。

 

そして今回のアニメ映画のストーリーなのですが

 

「人間には、虐殺を司る器官が存在し、器官を活性化させる

虐殺文法が存在する」

f:id:hakurow:20160713100535j:plain

時は、近未来、世界は混沌に包まれつつあった。

貧富の差は開く一方で

多くの地域で暴動や虐殺

紛争が起こっていた。

 

その各地での紛争を収めるべく

活動していた特殊部隊員

ラヴィス・シェパードは

活動をしている中で

一人の元言語学者ジョン・ポールの存在を知る。

f:id:hakurow:20160713100546j:plain

ジョン・ポールは

必ずといっていいほど紛争する前の地域に現れ

その地域が紛争の気配を見せ始めると

姿を消すのであった。

 

不審に思ったクラヴィス・シェパードは

紛争地域収束と共に、その男を追い始めるようになる。

 

そして、そこでクラヴィス・シェパードは

思いもよらない衝撃の真実を知る事となる。

 

人類を司る虐殺器官とは。

そして、その謎を掴んだクラヴィスの取った信じられない驚愕の行動とは。

f:id:hakurow:20160713100554j:plain

こういった話なのですが、

小説を読んだ後には、

その圧倒的な文章力

ストーリーに

本当に、しばらく声が出ませんでしたので

この映画は、その小説を

どこまで、表現出来ているのかという事を

楽しみに映画を観てみようと思いました。

 

是非、日常に少し疲れた方

また、思いっきり伊藤計劃さんの世界に浸りたい方は

小説と併せてご覧になられれば

非常に面白いと思います。

 

ではでは!!今日はこの辺で!!